夜と霧 - フランクル
ヴィクトール・フランクルの強制収容所経験に基づいた作品。
凄惨極る情況において、作者の生きる意志と人間愛に包まれており、
言語を絶する感動と評され、日本も含め、世界で600万を超える人々に読まれ継がれている。
人生の鍛錬 - 小林秀雄 新潮社
批評家小林秀雄氏が残した多くの名著から厳選して選び抜かれた416の名言を載せている一冊。
250ページにびっしりと書かれた彼の言葉は20年前に死んだ人間の物とは思えぬ「普遍性」を帯び、
それらの濃密な思索から捻り出された名言の数々は、今私達に最も必要な衝撃を与えてくれる、正に万人にお勧め出来る作品と言えます。
The Elder Scrolls IV : OBLIVION(オブリビオン)
美しい世界を望むか? 広大な世界を望むか? 自由な世界を望むか?
傭兵になってみたいか?万引きをしてみたいか? 暗殺者のギルドに入ってみたいか?
自分だけの魔法を、そしてアイテムを作ってみたいか?
海岸を歩きながら、貝殻の中に潜む真珠を見つけてみたいか?
ヴァンパイアに血を吸われ、自分もまたヴァンパイアになってみたいか?
何十もの街があり、何百ものDungeonがあり、数限りないQuestがある。
さまざまな種族があり、さまざまな人がおり、さまざまなMonsterが、さまざまなEventがある。
すべてが君のすぐ目の前にあるのだ。あとは好きにするがいい。
――君はもう、RPGに飽きたと思うかね?
ならば最後に、このOBLIVIONを試してみるといい。
マルドゥック・スクランブル マルドゥック・ヴェロシティ ハヤカワ文庫
元売春婦でとある事件を切欠にある力を手に入れた少女・バロットと、
煮え切らない喋るネズミ・ウフコック、ハードボイルドを地で行き虚無を孕みつつ終に炸裂した男・ボイルドらを取り巻く物語を描いたSFライトノベル作品。
物語の時系列としては「ヴェロシティ」→「スクランブル」の順ですが、発刊順としてはスクランブル→ヴェロシティとなっています
(発刊順で読む方が面白いという意見が一般的ですが、私の場合自分が最初「ヴェロシティ」→「スクランブル」の順で読んだので、この順を推していたりします)。
内容は表紙や紹介を見てもらえば解る通り中々に濃く、「スクランブル」では少女・バロットが虚無と向き合う様を、
「ヴェロシティ」ではボイルドが虚無を求め炸裂する様が主に描かれ、「ヴェロシティ」は「スクランブル」の前日談となっています。
特に「ヴェロシティ」の方は作者が身を削って書いたのだと明らかに解る内容で、また様々な犯罪や売春、
近親相姦などが節々で見られる作品なので人によっては受け付けないかも知れませんが、しかしそれだけに、一度飲み込まれれば最早出てしまう事の出来ない作品です。
少なくとも、私は未だにそこから出る事が出来ずにいます。頭から離れないんですよね、ところどころで強い印象を受けた台詞の数々が。例えばそう、これなんかがそれです。
「おお、炸裂よ。灰と塵に。おお、炸裂よ。そして残された者達はこう呼ばれるのだ。哀れみを込めて――生存者と」